2006年3月の「新・北九州空港」の開港と同時に就航を果たした「スターフライヤー」。
宇宙を思わせるブラックと、まばゆいホワイトのツートンで塗られた機体は、まるで日本の航空界に現れた「超新星」のよう。

今までに誕生した新規航空参入組が「格安」を全面にウリに出してきたのとは違い、
「スターフライヤー」は「ゆとり」と「頻発運行」そして「デザイン」を武器に、 今までには無い全く新しいコンセプトで生まれてきました。

テレビに雑誌にと、メディアはこぞってこの「超新星」の誕生を取り上げ、
特にデザイン雑誌では大きく特集が組まれたり、驚くことにファッション雑誌でも誌面に「スターフライヤー」の文字が踊りました。
こうして、航空専門誌以外で「旅客機」の写真が大きく掲載されることで、多くの人の注目を集めたのはいうまでもありません。


この漆黒の旅客機は、空の旅をどう変えたのか。 「マザーコメット−母なる彗星」に抱かれて羽田から北九州へ飛んできました。





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つくばエクスプレスから、山手線とモノレールを乗り継いで「羽田空港」へ。

乗り合わせた山手線の電車は、偶然にも「スターアライアンス」の広告電車。 車内には「スターアライアンスは、成田空港第1ターミナルへ」の広告でいっぱいでした。


「スターフライヤー」は羽田空港1ターミナルビルからの出発。

1タミから飛行機に乗るのは久々。なんだか、2タミからANA便に乗るのがフツーになっていて、 それが身体に染み付いているもんだから、うっかり1タミ駅を乗り過ごすところでした(^_^;


3階の出発ロビーへ行くと・・・・どこもかしこもJALのロゴが躍っています。

ここ1タミから離発着する新規参入組エアラインは、その旗手でもある「スカイマークエアラインズ」と 「スターフライヤー」の2社。 「エア・ドゥ」と「スカイネット・アジア航空」は全日空とのコードシェアが行われているので、2タミへと移っていきました。

「スターフライヤー」カウンターは南ウイングの一番隅っこ。 モノレールや京急の駅からはけっこう距離があって、後発参入とはいえハンデ有りまくりです・・・。


ネット決済で航空券を購入済みなので、自動発券機で簡単に搭乗手続きもできるのですが、 「初・スタフラ」ってことで(?)、カウンターでおねいさんの手を介して発券・搭乗手続きしてもらいました。

で、渡された搭乗券がコレ。・・・「全日空航空券」?・・・「スターフライヤーによる運航」?  一見すると、まるで全日空で発券された、全日空コードシェア便の搭乗券のようです。

実はコレ、スターフライヤーとANAの間で業務提携契約を交わしているためで、 予約システム全般からスタッフの訓練支援、整備などがANAからの支援で成り立っています。
シックなオリジナリティ溢れるスターフライヤーのインターネットサイトも、実は全日空のものがベースになっていて、 ネット予約画面はANAのそれとそっくり。

こうした部分で大手が培ったノウハウを借り、コストを削減。 その分のコストをスターフライヤーは自社のオリジナルサービスのほうへ力を注げるというわけで、 ある意味「うまい」やり方と言えますね。


セキュリティゲートは「スターフライヤー」専用のAゲートから。

セキュリティゲートの内側、1タミの搭乗ロビーへ来るのはホントに久しぶりです。 2タミのような「海をバックに」したシチュエーションは楽しめませんが、 ロビーからのヒコーキ撮影にはダンゼン、1タミが楽しめます!

今日は旧JALカラーのB777「スタージェット」がたくさん撮れて「大漁大漁〜!」  まだ「スタージェット」のままの機体って、けっこう残っていたんですねぇ。


いつもだと、例えば夕方の便で出発でも、昼頃から空港で撮ったり食ったりしていることが多い私(^_^;

これから乗るのは「SFJ 83便」で羽田を15:50に発つのですが、 今日は珍しくセキュリティゲートを通過したのは出発の2時間ほど前(笑)

ところが、なんと搭乗予定の1つ前の「SFJ 81便」の到着〜出発を見ることができました。 コレ、延発だとか遅れだとかではなく正常ダイヤでのデキゴト。 「高頻度運航」も特色のスターフライヤー。次の便まで2時間空くことは稀で、まさに航空界の「L特急」です。


1番スポットに入ってくるのは北九州からの「SFJ 80便」。

かつてはJASのエアバスレインボーを纏ったA300や、虹色のリボンを巻いたレインボーセブンなんかが出入りしていたスポットですが、 今は「コズミック・ブラック」を纏った機体がここの「主」。

個人的にエアバス機は、小型機は「モッサリ」・大型機は「ツンツン」したイメージがあってあまり好きじゃないんですが・・・・ 塗装によってそんなイメージもガラリと変わるものですね。
スタフラカラーのA320は、一目で好きになっちゃいました。


機体後部の塗り分けが滑らかな曲線で立ち上がり、垂直尾翼へと続いていく・・・ このへんの美しさだけでもたまらない魅力を感じます。

「City of Kitakyushu」のタイトルをさりげなく入れて、「北九州発のエアライン」を主張。


エンジンカウルには「SF」のシンボルマーク。あえて真っ白で塗り上げるあたりが、またオシャレです。

スターフライヤーの機体は、主翼先端のウイングチップや垂直尾翼を、ポートサイドとスターボードサイドで白/黒反転させているデザイン。 思い切ってエンジンカウルも左右で白と黒に変えたら面白かったかも!?


この斬新な機体カラーから、スターフライヤーの全てのデザイン(機体、キャビンから社員の名刺まで!)を取り仕切ったのが、 なんとロボットデザインを主に手がける「松井龍哉」氏。

この名前を聞いてもあまりピンとこないかもしれませんが、 「『PINO』というロボットをデザインした人」といえばどうでしょう?  そう、あの宇多田ヒカルの「Can You Keep A Secret ?」のPVでHikkiと共演した、あのロボットを作った人です。

どうりで既存のエアラインからは感じられない「洗練された先進性」に溢れているわけです。


さて、「SFJ 81便」の出発を見送って・・・・
と、自分の搭乗券を見ると、搭乗ゲートナンバーは「1」ではなく「84」と書かれていました。 てっきりスターフライヤー便は全て「1」番ゲートで捌いているのかと思ってました。

で、「84」番ゲートへ向かうわけですが・・・・どうやら「バス搭乗」のようです。
飛行機を間近に感じられる「バス搭乗」はむしろ好きなほうですが、なんだか今までの旅行を思い起こすと、 自分って「バス搭乗」に当たる確率がかなり高いなぁ(^_^;


バス搭乗のロビーへやって来ました。

サインボードにも「JAL」と並んで「STAR FLYER」のロゴが光ります。


10個ほど並ぶゲートのうち、「84」番はスターフライヤーのテーマカラーである「ブラック」に塗られたカウンターになっていました。 おそらくこの「84」番ゲートが「スターフライヤー」専用のゲートなのでしょうね。

出発20分前の15:30に、まずはバスへの搭乗開始。
「スターフライヤー」ではアッパークラスや上級マイレージメンバー制度などがないので、 優先搭乗は乳幼児連れかお年を召した方などだけに行われます。















-SONIC RAIL GARDEN-

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