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到着ロビーから屋上の展望デッキにやってきました。
広島空港の展望デッキは、柵も低めで金網なども張られていません。
撮影派にも嬉しい展望デッキです。
お目当てはもちろんここまで乗ってきた「スーパージャンボ」。展望デッキ自体が横方向にかなり広いので
いろんな角度から撮れました。
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広島空港には国際線ターミナルもあり、ご覧のような飛行機がスポットインしていました。
それにしても空気が冷たく、刺さるような痛さです。そういえば羽田の搭乗ロビーで表示されていた
「到着地の気温」は1℃でしたっけ。展望デッキにできた雪解けの水たまりも、うっすら氷が張っていました。
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広角ファインダーで空を大きく入れて撮ってみました。
滑走路の向こうには山、山、山・・・
この空港も広島市街から遠く離れていて、町の中心部へ出るにはリムジンバスで1時間弱かかります。
東京からですと、飛行機のほうが圧倒的に所要時間が短いですが、利便性の面では新幹線のほうが有利のようですね。
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広島発9:35のANA674便で羽田へとトンボ帰りなので、いそいそと出発ロビーへとやって来ました。
夕方・夜の羽田行きに「B74R」充当の便があればそちらを予約して、先日の長崎旅行のように市街散策へ出ることも
できたのですが、今日の「B747R」は羽田から広島を往復したあと羽田→千歳→羽田→松山→羽田と
北へ西へと飛んで、広島へは戻ってこないのでただ「乗るだけ」の行程になってしまいました。
セキュリティチェックゲートの前には、ドドーン!と「ロードスター」。
広島といえばこちらの自動車メーカーのお膝元ですね。
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ANA674便は、広島から東京出張へ出発する人にとってちょうどいい時間のようで、
搭乗ロビーは大混雑。
ソファーベンチはぎっしりと搭乗待ちの人が座り、居場所のない人が壁際に何十人も
寄りかかって立っていて、こんなに人が溢れている搭乗ロビーというのを初めて見ました。
みんなボーディング開始の時を、いまかいまかと待っていて、どこか殺気立った雰囲気も・・・。
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ガラス張りの搭乗ロビーからは、スタンバイ中のスーパージャンボの姿がよく見えます。
コンテナが手際良く次々とジャンボのお腹に吸い込まれていく光景、けっこう好きなので
搭乗待ちの間、退屈もしないでこの光景をずっと見ていました。
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出発15分前にボーディング開始です。
15分でこの人波がきっちりジャンボの中に収まりきれるのか?というくらいの人数が、
搭乗開始直前にはロビーに溢れかえっていました。
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帰りはEコンパートの窓際席をおさえました。
主翼が後方から見える席で、フラップやエルロン、スピードブレーキの動きがよ〜く見える、
ちょっとマニア向けな席です。
ロビーのあの混雑っぷりから、全席満席に近いくらいの搭乗率かなと思ったのですが、
ドアクローズしたあともけっこう空席があり、私の隣の2席も空席のままでした。
さすがは455席仕様のスーパージャンボ。キャパの巨大さを改めて思い知らされました。
エマージェンシー・デモンストレーションは、ビデオ放映と同時にCAさんによる実演も行われました。
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ほぼ定刻に広島空港を出発。滑走路脇の芝生には雪がけっこう残っています。
ギュイーーーン・・!!と一気に加速してテイクオフ。
気のせいか、V1(離陸決定速度)がこの席からだとアッパーデッキで感じるよりも遅く感じ、
「え?この速度で上がっちゃうの??」って感じでした。
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一気に厚い雲を突き抜けて、どんどん上昇していくスーパージャンボ。
上空は雲海が広がっていましたが、それがフッと切れると・・・・瀬戸内海に浮かぶ島々の
幻想的な風景が見えてきました。
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ベルトサインが消えると、機内では一斉にドリンクサービスが始まりました。
配布されたドリンクの紙コップには「06.2.16 OPEN 神戸空港」のプリント。
全日空では神戸空港開港時に、羽田・札幌・仙台・新潟・鹿児島・那覇の6路線が新規就航となります。
個人的には「伊丹・関空の巨大2空港が間近にあるのに、そんなに需要があるのかなぁ?」と思うのですが、
実際にはどうなんでしょ?
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お手洗いに立った際に、後方から機内の全景をパチリ。
ANAのジャンボ機は普通席のシートモケットがスカイブルーになっているのですが、
このスーパージャンボ・JA8157ではグリーンとダークブルーの2色モケットになっていました。
B767に新型シート(モケット)が登場した今、2世代前のモケットということになり、
ちょっと昔の雰囲気が味わえる「レトロモード」な機内です。
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