SUPER STYLE in DOMESTIC FLIGHTS
国際線機で行く“異国・長崎”の旅 の続き



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予約してある帰りの便は、行きと同じく「スーパースタイル機」のANA670便。
長崎空港を19時35分に出る、東京行きの最終便です。

最初はこの国際線機に乗ることだけが目的だったし、長崎市内まで出るのも面倒なんで空港内でぶらぶらしていようかと思ったのですが、 空港と市内を結ぶリムジンバスもかなり本数が充実しているので、思い切って長崎観光へ出かけてみることにしました。

バス乗り場へやってくると・・・長崎駅前行きのバスが数台待機中。ほぼ同時刻に出るのですが経由地がそれぞれに異なるようで、 私は市内までノンストップのバスに乗り込むことにしました。


空港からこのバスに乗ったのは、私を含めてたった2人・・・。 料金は空港から市内まで800円で、途中高速道路も走るのでなんだかバス会社に申し訳ないようです。

快調に飛ばして、空港から約45分ほどで長崎駅前バスターミナルに到着。
何の計画もなしに、いきなりやって来ましたので、どこにどんな見どころがあるのかさっぱり分かりません。 とりあえずは駅の中にある観光案内所へ向かいます。


改札口の脇にある観光案内所へやって来ましたが、改札口からなにやら派手なディーゼルカーが目に入ったので、 入場券を買ってホームに入ってみることに。

何度か九州へ来ている私には、見慣れた「シーサイドライナー」の青いディーゼルカー。 しかし、この「シーサイドライナー」はボディに何かラッピングが施されているようですよ・・?!


近くまで寄ってみると・・・・「アンパンマン」のやなせたかし先生のイラスト。
「アンパンマン」の外国の友達「ハンバーガーマン」??

なんだろう・・・?JR四国のアンパンマン列車との「コラボ・ラッピング」かな?


さらに連結部分にはド派手なストライプ模様に、「ドドーン!」とハンバーガーの巨大な写真!
しかも日本じゃあまりお見かけしない、具だくさんのボリュームありすぎなハンバーガー!

見ているだけでお腹がいっぱいになりそうな・・・そんな迫力です。


実は「佐世保バーガー」のイメージラッピングカーだと分かったのは、このエンブレムを見つけてから。

「佐世保」はハンバーガー伝来の街って、知ってました?
佐世保には人気の手作りバンバーガーショップが何軒もあって、ハンバーガーの食べ歩きも観光のひとつなんだそうです。
人気のバーガーショップは平日でも1〜2時間待ちなんてザラだそうで、 大手ファーストフードのハンバーガーとはモノが違うんですね。あの写真のボリュームなら納得です!


さて、話題を「長崎」に戻して・・・・長崎駅のヒロインといえば、やはりコチラ。

純白のボディと、ツルンとした曲線の輝きが美しいですねぇ。 車体全体が白一色に近いのにボディの汚れもほとんどなくて、JR九州では1日に何度かボディの洗浄を行っているんでしょうか?


この編成は博多方の3両が885系400番台でした。

あの落石衝突事故で廃車になってしまった車輌の代替増備車輌ですが、車内は既存の3両編成と同じ仕様に合わせられていました。


そして長崎駅で一番頻繁に見かけるのがブルー一色のディーゼルカー「シーサイドライナー」。

さきほどの「佐世保バーガー」と同じ国鉄型のほかに、精悍な顔つきのキハ200型「200DC-SSL」もよく見かけます。


ホームの脇に広がる広大な車輌所では、京都・大阪と長崎を結ぶ「あかつき」号がお昼寝中でした。


青いシーサイドライナー号や真っ白なかもめ号もカッコイイけど・・・ 長崎駅で見かける電車の中では、やっぱり一番「ハイパーサルーン」がお気に入りです。

「ハイパーサルーンは、先頭が白くて赤いラインが入った昔のスタイルのほうがよかった」という声が多く聞かれますが、私はこの 787系つばめのイメージの合わせたリニューアル車のほうが好きです。
(さすがに真っ赤な顔で出てきた「ハウステンボス」号には引きましたが・・)


さてさて、駅での電車ウォッチングもそこそこに、市内観光へ出かけましょう。

長崎には、全国でも数少なくなった路面電車が縦横無尽に活躍中です。


とりあえず思い浮かぶ「行ってみたい場所」を観光案内所でいろいろと尋ねてみると、ほとんどが路面電車+徒歩で行けると分かったので 「電車一日乗車券」を購入しました。

長崎の路面電車は、どこまで行っても「1乗車100円」という爆安運賃で、もちろんこれは日本で一番安い料金設定! 一日乗車券は500円で、5回乗り降りすれば元が取れるので、一日どころか半日の観光でも充分に元が取れてしまいます。


長崎駅前の電停で目的地の近くを経由する電車を待ちます。
(ちなみに長崎の方は、路面電車を「電車」と呼び、JRを「汽車」と呼ぶそうです。)

反対側のホームに「九州号」のヘッドマークを掲げた電車が入ってきました。 「どこかで見たことあるような・・?」 と思ったら、元ネタはコチラで、広告電車だったのですね。


さて路面電車でまずやってきたのは「中華街」です。

横浜のような、一日では歩いて見きれないような大きな中華街かと思ったら、意外にもこじんまりしていて散歩気分で 見て廻れる規模でした。

小さくたって、そこはさすが「中華街」! ド派手なお店やノボリがひしめいています!


原色がこぼれる、眩暈がしそうな世界がそこかしこに広がっているのが「中華街」の魅力。

どこの雑貨店の軒先にも、定番アイテムがワゴンに並んでいました。 店内に入ると、パンダの置き物やぬいぐるみにブルース・リーのポストカード、茶器に香具にチャイナドレスに、 ちょっとアヤしげなお菓子が所狭しと並んでいて、見ているだけでも飽きませんね。


ちょうどお昼時をちょっと過ぎた頃で、お腹が空いてきました。
本場・長崎で名物のアレを食べようと何件かの中華料理店を覗いてみて、「江山楼」に入ってみました。

店内は観光客や修学旅行生で賑わっていましたが、待たずにすぐに席にありつけました。


注文したのは「ちゃんぽん」と「味つきクラゲの冷菜」。

いつもリンガーハットの「ちゃんぽん」ばかり食べているので、長崎で本場のちゃんぽんを食べるのは初めてです。 ドキドキしながら食べてみましたが・・・意外とお味は淡白なんですね。見た目にはもっと濃い味なのかと思いました。

食後に「蒸したて・ふわふわマーラーカオ」を頼んだのですが・・・残念ながら今日は全部出ちゃって売り切れとのことでした。 次の機会に、ぜひ再チャレンジ!!















-SONIC RAIL GARDEN-

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