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今回の「近鉄特急三昧」の旅も、ここ「難波」で一通りの行程が終了。
関東へ戻るべく「伊丹空港」へと向います。
どうやって空港まで行こうかと考えて、初日に買った「スルッと関西」カードの残額がまだ残っていたので、
「なんば」から地下鉄御堂筋線で「千里中央」へ。そしてモノレールに乗り換えて空港まで行くことにしました。
地下鉄車両の中ほどにはド派手なラッピング車が1両。これは「女性専用車」で、
「他とは違う車両」というのが一目瞭然。これならさすがに殿方の乗り間違いはないでしょう。
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伊丹空港へとやってきました。
日中、降り続いていた雨もだいぶ小降りになったのでターミナル屋上の展望テラスへ行ってみました。
エプロンはライトに照らされて、雨の反射と浅い霧に包まれた幻想的な風景が広がっています。
伊丹空港は1日の最後のラッシュを迎え、地方からの飛行機が次々と着陸。そして地方へと向う
最終便が次々と飛び立って行きます。
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夜のしじまに佇むのは「ボーイング747-400D」。
その奥に見える黄色と青色の光りは滑走路とタキシーウェイの誘導灯ですが、さらにその奥に見えるのは
街の夜景です。大阪、そして関西の国内線一大拠点である「伊丹空港」ですが、
その大空港が実は街のド真ん中にあるというのが分かりますね。
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帰りは「全日空」の40便で帰路に就きます。
このANA40便は「東京-大阪シャトル便」の伊丹発最終便。(関空発はこのあと何便か続きがある)
そのためか座席はすべて満席で、ほぼ全員の搭乗手続きが確定したのか、
「キャンセル待ち」もほどなくして「キャンセル空席なし」で打ち切られました。
羽田空港と同じく「新幹線」に対抗した施策で、東京線の搭乗口はセキュリティゲートに近い9番と10番に限定アサインされます。
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帰りも「ボーイング747-400D」。
行きの「B747」は社名ロゴが「全日空」でしたが、こちらは「ANA」に画き換えられた機材です。
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帰りはエコノミークラスを購入しましたが、ただのエコノミークラスでは面白くないなと思い、
「アッパーデッキ」の非常口席を指定して購入しました。
「アッパーデッキ」は天井がほぼ円形の「ドーム型」となり、座席も3+3の6アブレスト。
巨体のB747が誇る巨大な客室空間の中でも、コンパクトで異質な雰囲気があります。
この独特な雰囲気に、意外とここと指名買いするリピーターは多いそうです。
ドリンクサービス、ひざ掛け毛布の配布、キャンディサービスと続くと、
もう「着陸の態勢に入ります。お座席に着いて、シートベルトを・・・・」と機内放送が流れました。
やっぱり飛行機は速いですねぇ。
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着陸はスムーズにいきましたが、進入予定のスポットに前の到着着がまだ入ったままだという事で、
タキシーウェイの上で10分ほど待たされました。
着陸してトロトロトロ・・・と飛行機が自走する頃には、早い人はもう立ち上がって降り仕度をしているので
ターミナルが目の前に見えているのに降りられないという状況に、「チッ」と舌打ちしたり、「まだかよ?」と
客室乗務員さんに詰め寄る人も。
気持ちは分かるけど、そんなにカッカしなくてもいいのねぇ。
ま、そんなこんなで羽田空港に到着。最後に「B747」の凛々しい横顔を1枚パチリ。
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