つばめで目指す海風の楽園
九州に行って来ましたの続き



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「川内」駅。先に西鹿児島を出た国鉄カラーの電車が下り返しで発車の時を待っていました。
その奥は建設中の、九州新幹線「川内」駅。

西鹿児島から30分ほどですが、グリーン車から下りて行く人がいました。
東京圏に比べると九州はグリーン料金が格段に安いので、短区間でも利用しやすいのでしょうね。
ちょっとの投資でゆったりした座席とドリンクなどのサービスも付いてくるのだから、利用しない手はありません!


街中を突っ切る九州新幹線の軌道が目立ちます。

ほんの1年前にはまだこんなに目立った姿を現していなかったのに、あっという間に出来上がってしまいましたね。


単線区間では行き違いの待ち合わせも。

向こうは西鹿児島行きの「つばめ」号。どちらも一旦停止してから、同時に離れて走り出しました。


有名な薩摩大川付近のビューポイント。
天草の内海が線路ギリギリまで迫り、グリーン車ならC席に美しい海が間近に迫ります。

窓ガラスに次々に流れる、ひととき見せた晴れ間の海。まるで真夏の海の思い出を映すスクリーンのよう。

すでに13時過ぎですが、昼食がまだだったので車内販売が廻ってきてからお弁当を買いました。
ところが… めぼしいお弁当はほとんど売れてしまって、この「つばめ弁当」が少し残っているだけとのこと。

行きにも食べたこのお弁当。しかたないのでまた「つばめ弁当」でランチとなりました。

山と山の合間を突っ切る高架線は、もちろん九州新幹線。

日本の風景も、いろんな意味でどんどん変わっていきますね。

食後に、車内をウロウロしに出かけました。

こちらは7号車。客室の奥、黄色のリネンが掛かっている席が「指定席」。手前は「自由席」。
なぜひとつの客室に「指定席」と「自由席」が混在しているのか。
「つばめ」号でタバコの吸える客室はこの7号車のみ。つまり、喫煙車を7号車に集約させてしまったのですね。
こちらは4号車「指定席」。タマゴ型にエッジを描く天井は、もはや言わずと知れた「ビュッフェ」跡の客室。

ここは他の客室と比べて照明が明るく、座席もシートピッチも格段に良いものがセットされているので、
4号車を指定して切符を買う人も少なくないようです。

4号車のもうひとつのみどころ、「セミコンパートメント」。
こちらはリニューアル後もほぼ原型を留めたままで残されました。

窓の外は八代海。


「八代」駅に到着。
グリーン車では新たに乗客がここで増えました。

新幹線の開業後は、八代駅はJR九州と肥薩おれんじ鉄道の境界駅となります。
特急「つばめ」は新幹線の「新八代」駅へと道をそれてしまうので、特急が通るのもあと半年ほど。





             






            
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