JR西日本 700系新幹線

 


1997年に登場した700系。空気抵抗を抑えるためのカスプ形状の先頭車が「アヒル顔」として大きな話題になりました。

JR東海が培った新幹線技術と、JR西日本が開発した最高速新幹線500系の技術を惜しみなくこの形式の開発に投入。
東海道と山陽の新幹線を持つ両社の「共同開発」という新しい開発スタイルは、このあとのN700系へと繋がります。

環境負荷を重視し、コストダウン・省エネルギーを主眼に置いた「ハード」面での先進性を向上させ、
車内アコモデーションは300系のものに居住性を一歩高めた仕様へと変化を遂げています。

300系の引退とN700系の新製追加が続く中、700系は「のぞみ」から「こだま」まで幅広く活躍の場を広げています。


■■■ このページではJR西日本所属の700系新幹線をご紹介しています。JR東海所属の700系はコチラをご覧下さい ■■■







グリーン車













東海の700系とは明確な差を出しています。比較的アクの強い色彩なので、好き嫌いがあるかも…

パッと見て、東海の700系と大きく違うのはシートモケット、壁面のカラーリング処理、天井照明カバー。
東海車にある背面テーブルはなく、そのかわりインアームテーブルが大型のものになっています。
フットレストのデザインも500系新幹線からの流れを汲んだ、独特な跳ね上げ式。
オーディオパネルのほかに、読書灯のスイッチも手元(センターアームレスト)に備えました。

全車デッキ寄りの席には、パソコン用のコンセントを装備。
全編成に完装されているので、西日本車の運用が読めれば当たり外れがありません。







普通車













普通車も東海車とは雰囲気が異なります。もっとも2+3配列には変わりありませんが。
モケットは紺色系統。普通車は全体に「ひかりレールスター」の色彩の流れを汲んでいます。

普通車のデッキ寄りの席にもパソコン用コンセント、さらに大型テーブルを装備。
しかも全編成全車、この位置の2人掛け・3人掛けとも装備されています。







サニタリーコーナー デッキ

     



サニタリースペースもJR西日本独自のカラーコードを用いていて、JR東海車とは雰囲気がかなり異なります。

サービスコーナーは、西日本車でも廃止されて自動販売機が設置されています。
東海と共通の「700系」シンボルマークが、さりげなく貼られています。








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