画像をクリックするとポップアップで大きな画像が表示されます。

    一夜明けて、再びセントレアにやって来ました。
各方面への出発機のラッシュタイムで、大きいのから小さいのまで次々と出発していきます。
    セントレアでは一日を通して、B737型機が一番多く見られます。
    ブレンディッド・ウィングレットをもった「シャチ」君も頻繁にやって来ます。
    「イルカ」君や「シャチ」君に混じって、犬顔のプロペラ機「ポチ」君が動き出しました。
    今回の旅の主役、Fokker50の登場。
3機が現存しているうちの「JA01NV」が、今日のF50機の一番手として徳島へ。
    Q400に比べて低重音を響かせて、軽やかに飛び立ちました。
    二番手は「JA8200」。 以前はノーズの先が赤く塗られて「赤鼻のポチ」と呼ばれていましたが、
トリトンカラーに塗り替えられて、精悍さとレトロが混ざった不思議な顔つきになりました。
    「JA8200」は松山へ、先ほどの「JA01NV」を追いかけるように、四国へと飛び立っていきました。
    駐機エリアに佇んでいるのは「JA8889」。今日はスタンバイ機材でお留守番です。
    国内線では小型機がメインのようですが、時間によっては大型機が並ぶシーンも見られます。
    エンジン周りがなにやら騒がしい・・・・?
    ノースウエストのジャンボ機が到着。
平日の昼間でも展望デッキは賑わっていて、大型機がやって来ると一際大きな歓声が上がります。
    ルフトハンザのA340に見とれていると、その後ろにスーッと現れたのは・・・・。
    名古屋名物・金のシャチホコ 「ゴールド・ジェット」。 台北に向かって飛び立っていきました。
    今朝、徳島へ飛び立ったFokker50の「JA01NV」がもう帰ってきました。
このあとはすぐに米子へ往復。帰ってきたら今度は仙台へ。一日中、休みなくあっちへこっちへと飛び回ります。
    今日はこれから、現在残ったFokker50の就航路線の中で最長距離の「中部−仙台」線を往復します。
「仙台」行き1803便になるのは、先ほど松山へ飛んで帰ってきた「JA8200」。
    Fokker50は高翼機 −翼が客席窓より上にある− ので、翼に邪魔されること無く、どの席でも見晴らしは抜群!
てっぺんが雲からひょっこり顔を出した富士山が見えてきました。
    Fokker50の座席。座席自体はけっこう小型でスリム。
機内はYS-11に匹敵するくらいか、それよりもさらに狭く見えます。(天井に蓋付き荷棚があるからかも)
    もちろんドリンクサービスもあります。キャンディサービスもありました。
ドリンクはトレーで運ぶ方式かと思ったら、ワゴンカートを押してその場でカップに注ぐスタイルでした。
    お腹が空いたので、上空でランチ。空港で買ってきたのは「名古屋バーガーセット」
「名古屋コーチンつくねバーガー」「みそかつバーガー」「小倉あんバーガー」が入ったランチボックス。
広げていると、すぐにCAさんがやって来て「お飲み物、お持ちしましょうか?」
    順調に飛行を続けるFokker50。どのあたりを飛んでいるのか、CAさんに聞いてみると「現在、宇都宮付近です」。
ジェット機よりも飛行高度が低いので、眼下の景色がよく見えます。畑地がまるでパッチワークみたい。
    CAさんが「もうすぐ福島空港が見えますよ」と教えてくれたので、窓の外を見ていると・・・・
見えてきました! 滑走路からターミナル、「うつくしま ふくしま」までハッキリ見えます。
    陸地から太平洋上空へ出て、大きく旋回。浜辺をスレスレに飛んで仙台空港に着陸。
乗ってきた「JA8200」は、25分の折り返し時間で1802便として再びセントレアへ。
空港の展望ロビーから、飛び立っていくFokker50をお見送り。
    この日、仙台空港ではアイベックスのCRJが訓練飛行なのか、10分おきにタッチアンドゴーを繰り返していました。
    Fokker50が飛んできました。セントレアからの1807便です。
帰りは、この折り返しとなる1804便に乗ります。
    1804便は「JA01NV」。ご覧の通り、機内は革製シートが搭載されています。この革シート機材は「JA01NV」のみ。
今回、仙台空港で折り返し時間に差をつけたのは、往復で違う機材で片道に「JA01NV」に当たる確率を高くするためでした。
    行きの機内で貰うのを忘れてしまったので、さっそく申し出てみました「絵葉書サービス」。
B747とかB737とか、普段もらえるものかと思ったら、ANAグループのプロペラ機を集めた絵葉書でした。
    ちなみに、Fokker50では前の座席のポケットに機内誌などは入っていません。(入ってるのは安全のしおりとゲロ袋だけ)
機内ビデオ放映サービスやオーディオサービスもなく、ジェット機気分で乗り込むと驚くかもしれません。
(「翼の王国」と「機内販売カタログ」は、CAさんに頼むと持ってきてくれます。)
    コックピットからの機内放送。「狭いなかのご搭乗ありがとうございます」で始まりました。謙虚ですねぇ。
中部空港の天候や定時運行中であることに加えて、「もうすぐ富士山が見えます!」という景色の案内までありました。
    定刻どおりに中部空港に到着。到着ロビーまでバス移動なので、あんまりFokker50と名残惜しい時間を過ごせないのが残念。
展望デッキへ向かい、乗ってきたFokker50を眺めます。 「JA01NV」は30分の折り返しで今度は徳島へ。働き者ですねぇ。
    名古屋駅から新幹線で帰ります。空港から名古屋までは名鉄特急で。
ちょうど「ミュースカイ」が出た後で、後発の特急のミューチケットを購入。偶然「ポケモン特急」の電車でした。
    電車の入り口ですが、なんだか“異様な盛り上がり”様です(笑)
    座席のヘッドカバーも「ポケモン」仕様でした。しかも「ANAポケモンジェット」のヘッドカバー。
    名古屋からは「のぞみ」号で。もちろんN700系の「のぞみ」号の指定券を取っておきました。
    グリーン席です。購入した10号車はガラガラ。「喫煙ルーム」が近いので敬遠する人が多いからでしょうか。
数人がポツポツと乗っているだけで、まるで貸切グリーン車みたいな気分です。
    名古屋駅で買ってきた駅弁は「名古屋味めぐり−名古屋満載」。
とりあえず「名古屋気分した〜い!」という場合には、お手軽に名古屋名物が一気に食べられるステキな駅弁です。
    座席ポケットの「座席の案内」ですが、裏面が以前はN700系の先頭車の写真だったのですが、
いつの間にか車内販売メニューに変わってました。こっちのほうが実用的で、サービスの好感度もアップですね。
    快適なグリーン席は、名古屋→東京では乗り足りないくらい。もっと長い時間乗っていたい!

今回の『地元からなら「スーパーひたち」で一直線の仙台へ、わざわざ名古屋経由で行く』旅行はこれにて終了です。






            
-SONIC RAIL GARDEN-
TOP Page   TRAVELog   Seat   lounge SRG