「長野」から首都圏へ戻るには、「長野新幹線」で一気に行くルートと、もうひとつ。
「土・日きっぷ」で東日本エリアをくまなく回る旅人にはおなじみの、篠ノ井線から山を越えて中央線へと乗り継ぐルートがあります。

「長野」から「松本」へ至る篠ノ井線は、特急「ワイドビューしなの」号が主役。
JR東海ご自慢の新型振り子特急が使われていて、JR東日本エリアでJR東海の特急に乗れる数少ない路線です。
車内はJR東海らしい、派手さはないけどヘンに媚を売るような厭らしさも無い、とてもニュートラルなインテリア。

長野電鉄からの乗り換え時間がけっこうカツカツだったので、ほとんど飛び乗りで買い物もできず。車内販売を呼び止めてお茶を購入しました。
するとペットボトルのパッケージは「N700系新幹線デビュー」のスペシャルラベルで、ちょっとトクした気分。
急勾配と急カーブが続く「冠着」越えも軽々しく、まるで飛ぶように走り抜けてしまうシーンは、何度「しなの」号に乗っても驚かされます。

「松本」からは「ワイドビューしなの」号から、JR東日本の特急「スーパーあずさ」号へ乗り継ぎ。
こちらも振り子特急ですが、「しなの」と「スーパーあずさ」では振り子の感覚がかなり違うように感じられます。
「スーパーあずさ」のほうが重心が低く、振り子発動時の「浮揚」と「沈着」の連続がとても不思議な乗り心地。


(画像をクリックするとポップアップで大きな画像が表示されます)





今回の行程を「土・日きっぷ」エリア内で普通に切符を買うとどのくらいになるのか計算してみました。
「土・日きっぷ」の販売価格は18,000円(大人1人)です。


区間
券種
金額
距離
経由(列車名)
東京→本庄早稲田
片道乗車券
\1,450
86.0km
上越新幹線
東京→本庄早稲田
新幹線自由席券
\1,990
 
(たにがわ号)
本庄早稲田→会津若松
片道乗車券
\5,250
316.7km
上越(幹)・大宮・東北(幹)・郡山(福島)・磐越西線
本庄早稲田→大宮
新幹線自由席券
\1,790
 
(Maxたにがわ号)
大宮→郡山
新幹線自由席券
\2,520
 
(やまびこ号)
郡山→会津若松
指定席特急券
\1,610
 
(あいづ号)
会津若松→喜多方
乗車券
\320
16.6Km
磐越西線
喜多方→新橋
乗車券
\5,250
307.9Km
磐越西線・郡山(福島)・東北(幹)・東京・東海道本線
郡山→東京
新幹線指定席券
\4,280
 
(Maxやまびこ号)
新橋→新庄
乗車券
\6,830
421.4Km
東海道本線・東京・東北(幹)・福島(福島)・奥羽本線
東京→新庄
つばさ指定席券
\6,020
 
(つばさ号)
新庄→湯沢
乗車券
\1,110
61.8Km
奥羽本線
湯沢→長野
乗車券
\9,560
645.0Km
奥羽本線・福島(福島)・東北(幹)・大宮・長野(幹)
山形→大宮
つばさ自由席券
\4,180
 
(つばさ号)
大宮→長野
新幹線指定席券
\3,230
 
(あさま号)
長野→秋葉原
乗車券
\4,940
298.1Km
信越本線・篠ノ井・篠ノ井線・塩尻・中央東線・御茶ノ水・総武本線2
長野→松本
自由席特急券
\1,150
 
(しなの号)
松本→新宿
自由席特急券
\2,310
 
(スーパーあずさ号)
【総 合 計】
\63,790
2153.5Km
「土・日きっぷ」エリア外部分の乗車券および、別購入の
指定席券とグリーン席券の料金は除いてあります









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