最初の予定では「土・日きっぷ」にエリア外部分の乗車券を足して、「あけぼの」号のゴロンとシートで一気に秋田へ向かう予定でした。 この「あけぼの・ゴロンと」は人気が高いことを知っていたので、ここだけは早めに指定券を押さえておこうと思ったのですが・・・・ すでに満席で、キャンセル待ちを入れてもらったのですが、結局前日になっても「キャンセル出ました」の連絡はありませんでした。 ギリギリ当日も行く先々の駅の窓口で空席を聞いても回答は全て「×」。 この「あけぼの」に掛かる部分は別ルートで二重に行程を組んでおいたのですが、結局そのもう1つの別ルートで北へと向かうことになりました。 代替案で組んであったのは山形新幹線「つばさ」129号。「新庄」まで行く「つばさ」号の最終列車です。 「つばさ」号は400系とE3系の2タイプの新幹線が使われていますが、ホームに入ってきたのは400系の元祖・山形新幹線でした。 指定券はこの別ルートを組んだ時点で先に押さえておいたので、東京から新庄まで全区間座っての移動が確約されています。 結局、指定席はそこそこ埋まっているものの、満席ではありませんでした。 このあとにもう1本、本当の最終の山形新幹線・山形行きの「つばさ」があるからでしょうか。 窓の外はすっかり暗闇。都市部が近づくとネオンが煌びやかに見えるものの、それ以外の区間は真っ暗です。 福島では「Maxやまびこ」号と「つばさ」号の開放シーンがちょっとしたイベントですが、先行する「つばさ」号の乗客には無縁。 板谷の峠越えも暗闇のうちで、何も見えず。 「米沢」から「山形」まではノンストップで、「山形」から「新庄」までが各駅停車ですが、「米沢」と「山形」でほとんどの乗客が下車していきました。 「山形」駅を出て最終区間に入って、グリーン車を覗いてみるとカラッポだったので車掌さんに「車内の写真を撮らせてもらえますか?」とお願いすると、 「椅子の写真撮るの?珍しいねぇ」と笑われつつ、「どうぞどうぞ好きなだけ撮って下さい」と快くOKしてもらえました。 一通りの画像を撮り終えると、ちょうど車掌さんがやって来て「いい写真撮れましたか?400系のグリーンはほかのどの新幹線よりも一番いいでしょう?」と、 まるで自分の子供を自慢するかのように嬉々とおしゃべりが始まりました。 この車掌さん、400系とは大昔の試験走行時代から関係していたそうで、「試作のエルワン(L1編成)にはむかしシートテレビが付いてたんだよ」とか、 「量産車もテレビつけるはずだったんだけど、一緒に走る「やまびこ」の椅子がアレでしょ。差がありすぎってことで採用されなかったんだよ」とか、 「グリーン車のお客さんには、E型(E3系)よりやっぱり400系のほうが椅子が大きいから人気があるんだよ」 「400系がなくなるって話が出てるけど、きっとエルワンが最初に廃車になるんだろうねぇ。エルワンに思い入れのある乗務員は多いから寂しくなるね」 とかとか・・・ とにかくお話好きで鉄道好き(というより山形新幹線と400系が大好き?)な、フレンドリーな車掌さんでした。 自分の乗っている列車が本当に好きで、愛着を持って乗務されている車掌さんや運転士さんがいるのって、なんだか心が熱くなりますね。 終点「新庄駅」に到着。「つばさ」号から降り立った人はほんとにごくわずかで、20人はいないだろうというほどの人数でした。 車掌さんにお礼を言って、その車掌さんが大好きな400系「つばさ」が佇む姿をちょっと眺めてから駅をあとにしました。 今夜は、ここ「新庄」で一泊。駅近くのホテルに投宿して、明日はさらに秋田方面「こまちエリア」へと向かいます。 |
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