さて、乗り継ぎ列車に行かれてしまい、予定していた行程は白紙に。 新宿駅からそのまま湘南新宿ラインで東海道線方面へと抜けようかと思ったのですが、 来る電車来る電車みんな、グリーン車は2階席の通路にも人が立っているほどの大混雑。この線ってホント大人気なんですね。 で、中央線に乗って東京駅へ出ることにしました。 東海道線乗り場へ来ると「快速アクティー」が出発を待っているところでした。 |
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ホームに据えつけられているアクティー号。パッと見はE231系電車なのですが・・・ 実は横須賀線から東海道線へ移籍したE217系電車でした。 数ある東海道線の電車の中でも、東海道線仕様のE217系は3編成だけのレアな存在。215系ライナー電車には乗れなかったけど、 マニアックなタイプの電車に当たってラッキーだったかも?! E231系とE217系ではボックス席車両の位置が違うらしく、行楽客が多いのを考慮してか駅の放送で頻繁にこのことを告げていました。 |
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私は今日の旅のテーマに沿って、もちろんグリーン車に。 「サロE217-1」。運良くトップナンバー車両に乗ることができました。 |
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E217系のグリーン車というと、シックなブラウンやパープルを用いた落ち着いたカラーリングのシートモケットが思い浮かばれますが、 この「サロE217-1」の車内はE231系やE531系グリーン車に併せたピンクとブルーのものに変身していました。 |
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しかも、E217系のオリジナルタイプのグリーン席は新幹線「こまち」の普通席にも似た独特なデザインなので、 パッと見て座席自体がE231系タイプのものに換装されたことが分かるのですが・・・・ この車両の場合、座席背面を見るとドリンクホルダーがなく、モケットの柄もデザインが異なっています。 なぜわざわざ他タイプのシートを少数導入しているのでしょうね・・・?! |
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天井にはもちろんSuicaリーダーが追加されています。 リーダーマシンをカバー掛けのように装着したので、スッキリしていた天井周りがややゴッテリ気味に(笑) 読書灯と一緒にスポット個別空調の拭き出し口が装備されているのもE217系らしいです。 |
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小田原・箱根・熱海から伊豆へと向かう行楽客に人気のある快速「アクティー」。 2両あるグリーン車の2階席はいずれも大賑わいで、東京発車直後からすでに宴会状態のお客さんも。 一方の1階席は・・・やはり人も少なく、静寂な大人の雰囲気です。 品川の手前の電車基地では、赤い機関車が目の前をかすめました。 EF81レインボー機は地元でたまに見かけるのでその存在を知っていますが、EF65のレインボー機もまだ走っていたんですね。 |
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川崎を過ぎたあたりから、東海道線は横須賀線と肩を並べて走ります。 すれ違う横須賀線の電車にも2階建てグリーン車。1階席のローアングルから眺める2階建て電車同士のすれ違いは、 なかなかダイナミックな光景です。 |
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戸塚の手前あたりから同じ大船方向へと走る横須賀線の電車とピッタリ併走状態に。 双方、かつては同じねぐらを共にした仲だったのでしょうが・・・「あれ?なにお前、ミカン色になっちゃったの?」なんて? ピッタリ息を合わせて並んで走り続ける車窓にはお隣を走る電車の「車体番号」が ずーっと付いてきます(笑) |
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かつての僚友とのしばしの併走も「大船」駅でお別れ。 「藤沢」ではJR湘南新宿ラインのライバル、小田急ロマンスカーが頭上をクロスオーバー。 |
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茅ヶ崎駅手前の電留線に見えたのは・・・215系ライナー電車。 さきほどの新宿駅で乗り継ぐ予定だったのはこの電車を使ったホリデー快速でした。 登場当時は、昼は快速アクティー・夜は湘南ライナーで活躍していたのですが、 最近は昼間は出番なし。ライナーが走らない土曜休日は終日車庫でお休みという状態です。 う〜ん、もったいない・・・。 |
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アクティー号を平塚駅で下車。ホリデーパス利用なので東海道線の活動限界はここまでです。 平塚駅で先行する普通電車に追いつきました。 ・・・もっと手前で追いつくんじゃないかと思っていたんですが、「快速アクティー」がここまでで通過するのは 「辻堂」駅だけ。これじゃ、もうほとんど各駅停車と変わらないよぉ〜。 |