【寝台特急】北斗星4号の振替でMaxやまびこ110号に乗って 白石蔵王→上野

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再びコンコースに集められた「北斗星」の乗客。中には、短い途中解散の時間の間に 立ち食いそば屋で「白石温麺(うーめん)食べてきたぜ〜」なんて人もいて、あなたステキすぎます!

改札口の前で「振替業務連絡書」がそれぞれに配られ、「上野駅の改札口でこれを渡してください」とのこと。 あとは駅員さんを先頭にホームまで誘導されます。

定刻に入線してきた「Maxやまびこ」110号。まさか今回の旅でE4系新幹線に乗るとは思わなかったなぁ。


さて、コレが「振替業務連絡書」。なんかホントに「業務用」って感じで「タダゴトならぬ状況下なんだなぁ」と実感。 シンプルな作りも大急ぎで作った感が全開です(笑)

ちなみに「北斗星」からの振り替え客は、全員「自由席」への乗車を案内されました。 幸いなことに「仙台」始発の列車なので自由席はガラガラだったのですが、これで席にありつけなかったら・・・ ちょっと怒るかも。
ちなみに私の後ろの席には、「ロイヤル」から出てきたおじさんが座ってました。 内心「グリーン用意しろ」って思ってるんだろうなぁ。(私だったら絶対思う!)


たぶん、このあたりが強風で東北本線の運行規制がかかっている地域だと思うんですが・・・・ 新幹線はそんなことを感じさせることなく、ブッ飛ばして進みます。

風による横揺れなんか全くなく(ただでさえ重心の高いオールダブルデッカーなのに)、 ただただひたすらに山野を切り裂いて駆け抜ける新幹線。スゴすぎます。


(画像は郡山駅の下り列車)

福島駅では、この「Maxやまびこ」のうしろに山形新幹線「つばさ」を連結するので7分停車。

ここでいっぱい乗ってくるかな、と思ったのですが満席には程遠い空席のまま福島を発車。


郡山工場には常磐線の415系のお姿が。
なんだか気分が一気に現実に戻ってきたようで、旅行気分も冷めてきました。

このあと、ウトウトと居眠り・・・


気が付くと「Maxやまびこ」号はもう大宮を出て、都心部の徐行運転区間に入っていました。

はるか彼方には新宿の高層ビル。もうすぐこの「北海道旅行」もフィナーレなわけですが、 なんだか妙な幕切れで、気分的にも中途半端な感じです。


で、「上野」駅にはもちろん定刻の12:50に到着。 「北斗星」4号の上野定刻は11:19着なので、約1時間30分の遅れということになりましょうか。

「白石」駅の時点で「北斗星」4号の遅れは3時間余りになっていたので、それから移動して乗り換えたりでも、 その遅れを半分に縮めてしまう新幹線はやっぱスゴい・・・この日、改めてその偉大さに感服しました。

ちなみに2時間遅延の払い戻しは、「新幹線振り替え」を受け入れた時点で「払い戻しなし」を受け入れたのと 同じことなので、もし新幹線利用で2時間遅れていたとしても払い戻しはありません。


で、颯爽と「東京」駅へと走り去っていく「Maxやまびこ」号。
なんだかやっぱり、もうちょっと気分に浸るフィナーレで旅を終えたかったかなぁ、と。

さぁ、このあとは会社へ出社して仕事、仕事。  また「非日常」空間へ旅するために、この「日常」を積み重ねていきましょう。








真冬の北海道は想像以上に寒く厳しく、そしてそれ以上に「美しい」という言葉では言い表わせないほどに惹きつけられる 神秘性に満ちた、不思議な世界でした。

極限の気候の中を力強く走る列車、そしてそれを支えるたくさんの人たちの情熱。  いつもの充実した「旅」にはない「何か」を感じて体験できた、そんな5日間でした。

ええ、言うまでもなく、また行くならもちろん「極寒の」北海道です!











-SONIC RAIL GARDEN-

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