「デザート」が出てきて、いよいよコースも佳境に。 「ココナッツミルクのスープ仕立て 小豆のアイスクリーム添え」です。 北海道産の大納言小豆(あずき)を使ったアイスクリームは、あずき特有のクセがなくてあっさりした味わい。 その分ココナッツミルクが濃い目の味付けなので、アイスとミルクスープを同時に頂きましょう。 で、気が付いたんですが・・・「北斗星」とか「カシオペア」のディナーで「北海道」をさりげなく演出してるのが、 アイスクリームに添えられた「北海道」のカタチをしたクッキー(ビスケット?)の存在。 しかーし!今日のこのデザートではそれが省略されていました。・・・ううぅ、残念。 |
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最後は「コーヒー」か「紅茶」で、コースは締めくくりとなります。 コーヒーが苦手なんで、迷わず「ミルクティー」を頼みました。ミルクは小さなミルクポッドで出てくるかな〜と、 ちょっと期待もしてみましたが、フツーに「スジャータ」がソーサーに乗って出てきました(笑) |
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今日の食堂車イベントでは、コース料理以外では数品のドリンクが別途オーダー可能でした。 私はアルコール類を一切やらないのでウーロン茶しかオーダーしなかったのですが、回りではワインやら生ビールやらがじゃんじゃん出ていました。 昼間からすげぇなと見てたんですけど、こういうイベントってのもなかなか体験できませんし、やっぱり「飲んだもん勝ち」かな? ちなみにドリンクをオーダーすると、「北斗星」のマークの入ったコースターが出てきました。 |
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「コース料理」なので、料理の配膳のタイムラグなどもあり・・・ 私に最後の紅茶が届く頃には、すでに食事が終わって片付けが済んでいる席もありました。 |
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さりげなく旅情を演出するテーブルライト。 「北斗星」では、JR東日本の食堂車とJR北海道の食堂車でインテリアが全く違い、 赤いランプシェードが印象的な「北海道」車を好むという声が多く聞かれます。 私はどちらかというと、この小さなテーブルライトがクリスタルのように小さく光るJR東日本の食堂車のほうが 好みではあります。 |
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イベント会場ではNREのコーナーで、使われなくなった「カシオペア」のパブやモーニングのメニューが売られていました。 今回のイベントで初めてフランス料理のコースを食べましたが、高いと思っていた7,800円は、実際どうなのだろうと思って いろいろ調べてみました。東京の、とあるフランス料理の店で、夜にコース料理をオーダーした場合・・・ ポタージュスープ 温野菜のサラダ マスタードソース添え 牛サーロインのグリエ フォンドヴォーソース ティラミス ジュレとバナナソース添え パン・紅茶またはコーヒー 以上5品 で、約7,500円という料金がつけられています。一般的に「食堂車は高い」と思われていますが、 「カシオペア」や「北斗星」の現在のディナー料金は、意外にも街中の適正価格から外れるような高さではないようです。 |
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「北斗星」の食堂車で「カシオペア」のディナー料理を食べるという、なかなか貴重な体験でした。 ・・・でもやっぱり、流れる車窓を見ながらレールのジョイント音と車輪の軋む音をBGMに食事してこそが 「食堂車」の醍醐味ですよね。 ちなみに今回の「カシオペア・フランス料理コース」は、東京・芝弥生会館のレストラン「パステル亭」の ディナータイムに「ミッドナイト・エクスプレス・ディナー」で楽しむこともできます。(完全予約制なのでご注意を) |