浅草から日光・鬼怒川方面へと向かう「優等列車」「観光列車」として使われることから、車内はボックスシートが主体となっています。 2ドア構成で、ドア間に4人掛けボックス席を配置し、ドア付近はロングシートとなっているセミクロスシート仕様です。 クロスシートの席間シートピッチは1,525mmで、国鉄型の12系客車の1,580mmより若干狭い程度となっています。 (ちなみに旧6000系時代も客席は4人掛けボックスシートが主体で、シートピッチは1,480mmでした。) クロスシート部分には窓下にテーブルが設置されていて、さらにその下に折り畳み式のテーブルが設置されています。 座面は、一人一人の大きさに独立したものとなっていて、ちょっと変わったクロスシートとなっています。 肘掛けは窓側にも設置されています。この肘掛けには樹脂製のクッション材が巻かれていますが、一部にこれがない車両もあるようです。 各車両の運転席側には、貫通路上部に行先方向表示機が設置されているのが目に付きます。 これは6両編成で前2両が「東武日光」行、中2両が「会津田島」行、後2両が「新藤原」止まりという複雑な組成となる時の誤乗防止のため。 |
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日光・会津田島寄りの各先頭車にはトイレが設置されています。中は和式となっていて、簡単な手洗い台も併設。 トイレの反対側には座席は設置されておらず、ゴミ箱が設置されています。 |