東武鉄道では、2015年に日光東照宮四百年式年大祭を記念して、特別塗装を施した特急スペーシア「日光詣スペーシア」を登場させました。 全身に金色をまとった車体は、驚きの輝きと強烈なインパクト。 金色と朱色と黒の組み合わせは、日光の日光東照宮・日光山輪王寺・日光二荒山神社の建造物の鮮やかな色使いをイメージしたもの。 当初は東武線内のみで運転される1編成だけにこの特別塗装が施されましたが、デビュー後に大きな話題となり、JR直通用の1編成にも追加。 2編成の金色のスペーシアが、東武浅草駅・JR新宿駅から日光・鬼怒川へと走っています。 この「日光詣スペーシア」は、東武鉄道のサイトで運行予定表が公開されています。(毎週月曜日に運行予定情報が更新されています) |
車内の座席やカーペットなどは普通のスペーシア編成と同じですが、ヘッドカバーが金色になり、ちょっと豪華な雰囲気になっています。 ヘッドカバーの後ろ側には「日光詣スペーシア」のシンボルマークがプリントされています。 |
JR直通運転が可能な編成の「日光詣スペーシア」の個室は、個室内のヘッドカバーが金色になっているほか、 個室内の壁や天井までもが金色になっていて、なんともゴージャスな雰囲気です。 (東武線内のみ運行可能な編成の「日光詣スペーシア」の個室は、ヘッドカバーのみが金色。) 風水士のDr.コパ氏が推薦する「運気を高める『金の個室』での過ごし方」と題した案内が、個室車のデッキに貼られています。 |
3号車のビュッフェは、通常のスペーシアと同じく東京スカイツリーのステッカーが貼られていて、特に「日光詣」に関する装飾は施されていません。 |
1号車と6号車の両先頭車の出入りドアの脇には、日光東照宮の眠り猫と三猿をイラストにしたエンブレムが貼られています。 |