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1989年 3月 横浜博覧会「YES’89」のJR東日本展示パビリオンとして夢空間車輌3両を初公開。 |
1989年10月 世界鉄道デザイン会議の団体列車として品川-日光間を往復。夢空間の本線初走行。 1990年 3月 京葉線海浜幕張駅前にてレストラン列車として営業。(〜1990年9月) 1991年 1月 「北斗星トマムスキー号」で横浜−トマム間を運転。夢空間の初一般営業列車。 以降、一般販売向けの臨時列車や団体専用列車などで年間20〜50日程度の頻度で運転。 ・夢空間わくら 新宿−和倉温泉 ・夢空間北東北 上野−青森−弘前 上野−新庄−秋田−青森 新宿−横手−弘前 ・夢空間北斗星トマムサホロ 上野−新得 ・北斗星トマムスキー 横浜−トマム 新宿−トマム ・北斗星トマムサホロ 新宿−新得 ・夢空間金沢 上野−金沢 ・夢空間TAP北東北 横浜−青森 ・夢空間夏祭り 上野−秋田 ・夢空間北斗星 上野−札幌 ・夢空間北斗星ニセコ 上野−札幌 ・北斗星ニセコスキー 上野−ニセコ−札幌 ・夢空間北海道函館 上野−函館 ・夢空間北海道札幌 上野−札幌 ・夢空間北海道池田 上野−苫小牧−池田 ・夢空間北海道登別 上野−登別 ・夢空間北海道トマム 上野−トマム ・夢空間あけぼの 上野−青森 ・夢空間紅葉 上野−青森 ・夢空間あきた 上野−高崎−秋田−青森 ・夢空間北海道 上野−札幌 ・夢空間TAP山陰路 上野−敦賀−福知山−出雲市 ・夢空間小樽 上野−小樽 ・神戸夢物語 上野−神戸 ・京都大阪夢物語 上野−大阪 ・東京夢物語 大阪−上野 神戸−上野 2008年 3月 老朽化を理由に営業運転を終了。 2009年 6月 ダイニングカーとラウンジカーが廃車。新三郷の商業施設へ搬入。 2011年12月 デラックススリーパーが廃車。東京都江東区の飲食店へ搬入。 2025年 1月 ダイニングカーとラウンジカーが新三郷から清瀬市へ移設。 2026年予定 ダイニングカーとラウンジカーが清瀬中央公園で復活。 ダイニングカーではレストラン営業が行われる予定。 (撮影時期:2001年・2003年) |

展望食堂車「ダイニングカー」/ Panorama Restaurant Car "DINING CAR"
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編成の一番はしっこに連結されるダイニングカーは、前代未聞の「展望食堂車」。 しかも着席定員は個室の4名も合わせて合計22名。ちなみに「北斗星」の食堂車「グランシャリオ」の定員は30名。 テーブル配置にかなり余裕があることが数字の上からもうかがえます。 厨房脇の通路からオープンホールに向かう途中に4人用個室が設けられています。 個室内はイス席ではなくソファー席になっており、テーブルは6角形のかなり大きめのもの。 個室のドアは完全に締め切る事ができます。 「ポスト・モダン」をキーワードに、パリのビストロをインテリアイメージとしたそうですが、とにかくあちこちがゴールド一色。 バブルで日本全体が浮かれだっていた頃の片鱗がそこはかとなく(いや、否が応にも?)感じられます。 一番最後尾のパノラマウィンドの下のストックヤードには上野〜尾久間の推進運転で使う手動ブレーキ装置が隠されています。 製造は東急車輌、内装は「東急デパート」が担当しています。 |

ラウンジカー「クリスタルラウンジ・スプレモ」/ Lounge Car "CRYSTAL LOUNGE SUPREMO"
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ダイニングカーの次に連結されるラウンジカーはこれまた日本離れしたインテリア。 まさに「大人の社交場」といった雰囲気で、最も「オリエントエクスプレス」の影響を大きく受けています。 インテリアテーマは「知的遊空間」。アール・ヌーボー調の内装で揃え、こちらもゴールドの装飾がふんだんに使われています。 内装で最も特徴的なのが「窓」。列車の窓は普通、大きく枠取りをして外を眺められるようにしますが、 このラウンジカーの窓はスクラッチガラスの内窓を設けた二重窓で、外界と車内を完全にシャットアウトする演出。 車内中央のバーカウンターも他に例を見ない、かなり凝ったもの。天井のグラス照明などは到底ここが列車内とは思えません。 壁面に飾られた絵と絨毯の刺繍はともに「花」となっていて、これらは全て東北本線沿線の「市を代表する花」です。 「クリスタルラウンジ スプレモ」と愛称の付いたこのラウンジカー、製造は富士重工業、内装は松屋デパートが担当しています。 |
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デッキからラウンジ室に向かう途中の細い通路の脇にはサニタリーが設けられています。 これまた仰天の豪華さで、シンク廻りはゴールドの装飾で統一。シンク自体も貝を模るという凝ったもの。 洗面室・トイレとも丸窓にはステンドグラスがはめ込まれていて、用が無くてもついつい入ってみたくなるサニタリーコーナーです。 |

A寝台車「デラックス・スリーパー」 特A寝台2人用個室[エクセレントスイート][スーペリアツイン]
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「デラックススリーパー」と命名された特級Aクラス個室寝台車輌。インテリアテーマは「オールド・ニュー」。 個室数は2人用個室が3ルーム。つまりこの1車輌の総定員は6名という、とんでもない車輌です。 トワイライトエクスプレスの「スイート」よりもさらに上級の、 つまり、数ある日本の列車の中で最高クラスとなる客室がこの「エクセレントスイート」です。 車輌の3分の1を占め、占有面積は14.6平方メートル。 室内は応接室、寝室、バスルームの3セクションで構成されています。 応接室にはソファーが2脚とクローゼット、テレビにカード式電話にAV機器を装備。 車輌屋上に衛星放送用のアンテナを載せているので、テレビは衛星放送の受信が可能です。 寝室はセミダブルベッドが2台。ベッドはL字型に配置され、ちょうど「カシオペアツイン」のような配置となっています。 ただ、こちらはベッドとベッドの接触面にナイトテーブルがあるので、それぞれが独立したかたちになっています。 寝室にもテレビを装備。もちろん衛星放送の受信が可能です。 応接室と寝室にはそれぞれインターホンがあり、ダイニングカー/ラウンジカーへルームサービスのオーダーが可能。 (ただし、ルームサービス自体が行われているのかは不明です。) バスルームはなんと日本の列車としては他に例の無い「バスタブ」を備えています。 そのほか洗面シンクと洋式トイレがあり、ちょうど市中のビジネスホテルのユニットバスと同じ構成になっています。 ちなみに「エクセレントスイート」のバスルームは壁からバスタブから全てがド「ピンク」一色!! 斬新さを通り越して、恐怖すら感じます(笑) 「エクセレントスイート」より若干下のランクの客室が「スーペリアツイン」。車輌に2部屋が設定されています。 こちらは寝室と応接室が一体となっています。 AV機器類の装備品は「エクセレントスイート」に準じていますが、ソファーがレール方向に置かれ、 ちょうど窓を背にして座るようなかたちとなります。 ベッドはシングルサイズのものが、こちらもレール方向に2台並んでいて、 「カシオペアスイート メゾネットタイプ」の1階寝室のような配置となっています。 ちなみにこの2台のベッドは2つ繋げて「ハリウッドタイプ」としてもセットする事ができるそうです。 バスルームは「エクセレントスイート」と同じくバスタブを備えたユニットバス。 「スーペリアツイン」客室の占有面積は6.5平方メートル。 製造は日本車輌、内装担当は下記のスーペリアツインも含めて「高島屋」です。 |

