普通車客室全景 普通車客室全景 普通車座席 付帯装備展開状態 | ||||
車内の座席は全て簡易リクライニングシートからフリーストップリクライニングシートに換装されています。 シートピッチは改造前の910mmピッチのまま。そのため窓割りの不一致は発生していませんが、 夜行列車でこのピッチはかなりキツそう。ノンビリと足を伸ばせずに一夜を過ごすことになります。 その一方でリクライニング量は、特急車のそれを大きく上回る傾斜量で倒れます。 最大角度まで倒すと・・・後ろの人にものすごい勢いで迫り来る圧迫感を与えるのではないでしょうか。 おそらく日本で5本の指に入る「シートピッチとリクライニング量のバランスが取れてない」車輌です。 ちなみに14系という形式の客車は「電源車」というものを持たず、一部の客車の床下に電源を搭載しています。 この車輌もそのような構造になっていて、床下に電源を持っている車輌は車内にもモーター音が轟くほどの騒音。 指定券を購入の際は、ネットなどでよく編成構成を調べて、モーターを持たない号車をご指名することをお薦めします。 この「ムーンライト九州」号、東の「ながら」と共に18キッパーが“1ヶ月前10時発券”を目指す存在で、 運転期間中は連日満席も珍しくないそうです。ご乗車予定の計画とチケット購入はお早めに。 |
展望サロン室全景 ソファー ソファー シャンデリア | ||||
「夜行快速」なのに・・・なんと京都寄りの先頭には展望サロン室を持った車輌が連結されています。 センターに簡単なテーブルがあり、それを両端から囲むようにソファーが設置されています。 夜行列車利用者へJR西日本からのささやかな贈り物のような設備ですが・・・・実態はかなりヤバい状況のよう。 酒盛り・宴会・大声での歓談。さらにはここに一晩中居座ってソファーで寝込む利用者も。 室内のあちこちが傷だらけで剥がれまくり、タバコの焼け焦げから嘔吐跡と思われるシミまで・・・。 この荒れ様は、シャレ抜きで「乗る側のモラル」というものを改めて見せつけられる、ある意味「貴重な」存在です。 |
自動販売機 大型荷物置き場 スキー置き場と更衣室 | |||||
客室内の車端部には、荷物置き場や更衣室を備えた車輌があります。 登場当時はシュプール号への投入が主な目的だったので、スキー客の荷物を収納するために設置された模様。 自動販売機のある車輌もありますが、ご覧の通りただ置いてあるだけ。 しかし夜行快速にビールの自販機って・・・・この先、もう確実にこの自販機が復活することはなさそうです。 |
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洗面台はけっこうキレイにリニューアルされています。 トイレは相変わらず和式個室が主流です。 |