6両編成のうち、空港方の2両はリクライニングシートを備えた特別席車両「ミュー特別車」となっています。 車内は「ミュースカイ」とほとんど同じ構成で、シートや内装も「ミュースカイ」と全く同じものが使われています。 座席は背面テーブルを持ったリクライニングシート。リクライニング時に座面が後方に傾斜するチルト機能を持っています。 テーブル収納のラッチパーツが「チケットホルダー」を兼ねていて、車内改札の煩わしさを解消させる小さなサービスを実現。 シートピッチは1000mm。2号車の一部席は「車椅子対応席」となっています。 デッキ仕切りドア上部には大型の液晶ビジョンを備え、各種情報はここに表示されます。 (詳しくは「名鉄2000系ミュースカイ」のページで紹介していますので、ご参照下さい→■) |
6両編成のうち、名古屋・岐阜方の4両は転換シートとロングシートを備えた、特別料金不要の「一般車」となっています。 車内は同社の3300系通勤型電車をベースに、転換シートとロングシートを車内の半分で分けて配置した特異なスタイル。 転換シートは海側が2人掛け、山側が1人掛け。大きな荷物を持ち込む旅行者を考慮して、通路を広く取った設計。 転換シートは乗客自身が向きを変えることも可能で、4人ボックス・2人ボックスとすることも可能です。 6号車先頭部のロングシートの一部は、跳ね上げ可能な「車椅子対応スペース」となっています。 窓はUVカットガラスとなっていて、カーテンの類は装備されていません。車端部の窓のみ開閉が可能となっています。 |
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洗面室は2号車に設置されています。洋式個室は車椅子対応で、2段式の引き戸で開閉口が大きく動くようになっています。 ほかに男性用個室が設置されていて、どちらにも個室内に手洗い用の小さな洗面台が併設されています。 洗面台は「ミュースカイ」同様に洗面化粧板の下から照明を当てて、トランスルーセントな雰囲気を醸し出しています。 デッキ全体がフロスト調のアルミパネルで構成されていて、「アクア」な感じが非常に爽快で気分が良い空間になっています。 出入り口には大きく「1」「2」と号車番号が書かれていて、デザインの上でのワンポイントとなっています。 |