【E3系2000番台 山形新幹線「つばさ」 グリーン車座席:シートインプレション】
横4列座席は、すでに「こまち」などで慣らされてしまった感があるのですが、これが400系の後継となると果たして・・・?
これまで400系の横3列で、見た目にも「大きな座席」で、プライベート感のある1人掛け席がチョイスできた山形新幹線。
電源ポートの装備など追加設備は現代的になりましたが、400系のイメージで培われた「つばさ」がヘビーユーザーにどう受け入れられるのか。
まぁ、恐らくはこれまでと同じく「いつの間にか慣らされ」て、次世代新在直通型のE6系へも横4列が引き継がれていくのでしょうが。
しかし、相変わらずガッカリな座り心地のグリーン席であるところは、どうにかならなかったのでしょうか。
全体的なインプレッションは、E3系「こまち」で書いた感想がそのままに体験できたと言う点で、
「ホントに新型車のために開発した座席なのか?」「ベースやクッション材はほぼ流用なのか?」と、思わず疑ってしまった次第。
しかも、新装備のレッグレストと背もたれのリクライニングとのバランスが驚くほど破綻しているのに、文字通りビックリ。
リクライニング時に座面の後方落ち込み動作がないので、臀部とレッグレストに載せた足の裏に圧迫感がじわじわと。
レッグレストそのものも、座席下収納のための寸法が災いしてか長さが中途半端で、足先まで支える事ができず宙ぶらりんな状態。
旅客機の座席と比べるのも野暮ではありますが、ぶっちゃけ日本航空の1000円シート「クラスJ」のほうがよっぽども快適です。
あと、これは一部の利用者に発生する困った事態ですが・・・。
Macのノートパソコンの電源ポートをコンセントに差し込むと、その大きさゆえに2つ口のもう片方まで塞いでしまい、
隣の人がコンセントが使えなくなってしまうという事態になってしまいます。
(>暗に、「センターアームレストが太けりゃこんなことにならなかったのにね。」という皮肉を込めときます(笑))