JR東日本の秋田エリアに配置されている2両編成のジョイフルトレインです。 元々は初代「リゾートしらかみ」専用車両でしたが、後継となる新型ハイブリッド気動車が登場し、リゾートしらかみからは引退。 現在は、主に観光臨時列車や貸切列車として東北各地を中心に活躍しています。 |
客室は縦長の大きな窓とブルーの座席がズラッと並んでいて、開放的で爽やかな雰囲気です。 シートピッチは1,200mmという超ワイドサイズで、足元がものすごく広々としています。 リクライニングはかなりの深さまで倒れます。広いシートピッチのおかげで、前の席の人が大きくリクライニングしてきても気になりません。 座面スライド機能も付いているので、リクライニングと座面スライドをフル展開させると、かなりゆったりとした姿勢を取ることができます。 座席背面には収納式のテーブルと小物ポケットが付いています。テーブルは広げても手元からちょっと距離感があるので使いにくいです。 外側の肘掛の先端には、小さなテーブルが付いていて、座席を向かい合わせにしても飲み物やおつまみを置くテーブルとして使うことができます。 |
両先頭車とも、運転室の後ろのスペースはラウンジコーナーになっています。ラウンジのつくりは、それぞれで若干異なっています。 パイプ組みの簡単な椅子が備え付けられていて、談笑したり運転室越しから前方の景色を楽しむことができます。 (「リゾートしらかみ」時代には、ここで津軽三味線の生演奏コンサートなどのイベントが行われていました。) |
デッキは改造前の「国鉄形車両」の雰囲気を色濃く残しています。 それとは逆に、サニタリースペースはFRPユニット製の新しいものに取り替えられていて、新型車のような雰囲気。 それぞれ、洗面台と男女兼用トイレ(洋式トイレ)、男性専用トイレが設置されています。 |