車内はまるで「新車」と見間違うほどに一新されています。 座席自体はこれまでの「R55系シート」が置かれていますが、モスグリーンのモケットに張替えられて、 これまでの「星屑調」のアバンギャルドな雰囲気から、落ち着いた「森のイメージ」へと生まれ変わっています。 最近のJR九州のトレンドである「木」が、この車輌でも室内の至るところにふんだんに使われています。 床はカーペット敷きから全面フローリングに。テーブルも木製、肘掛けも木製、荷物棚も木製・・・・ 「ローカル線の特急」に使われる車両とは思えない、上品な質感と高級感を漂わせています。 シートピッチに変更はなく、これまでの940mmを継続。席を向かい合わせると、やはり狭さは拭えません。 一部の座席下にある配管機器類をカバーするボックスもそのままで、足が伸ばせない席があります。 荷物棚下にはレトロな形状のスポット空調が装備されています。 早朝と夜間を除く「九州横断特急」では「客室乗務員」が乗務しており、車内販売などが行われています。 |
サニタリーは、九州新幹線800系のイメージに近い、白を基調としたものに改装されています。 トイレは洋式に交換され、真っ白なパネルと共に、個室内の雰囲気は一変しました。 個室内の小さな手洗い台にはさりげなく木製パーツが使われていて、室内のアクセントになっています。 |
デッキ周りも九州新幹線800系のデッキと同一の、ブラック基調の模様のパネルに張り替えられています。 客室内が全席禁煙なので、デッキには別個室の喫煙ブースが設けられています。 そのほかデッキには電話ブースと車内販売準備室が設けられています。 |
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運転室直後は出入り台となっていて、展望はかなり良好。 |