岡山電気軌道バス  エアポートリムジン

  

岡山駅前と岡山空港を結ぶ、岡山電気軌道バスの「エアポートリムジン」。
オレンジ一色に塗られたインパクトあるボディで、岡山市民からも「オレンジの空港バス」として親しまれています。
ドーンデザインによるリファインが施されていて、他社のバスとは一線を画すものとなっています。








■■■ ネオロイヤル ■■■
























ご覧の通り、JR九州の特急などで見覚えのある「モザイク柄」のモケットの座席がズラリと並んでいます。
かなり強烈なインパクトがあり、初めてこのバスに乗る人は「なんだ、このバスは!?」と驚かれるでしょう。
(JR九州の特急を見慣れた私でさえも、このバスに初めて乗り込んだ時はドビックリしました。)

モザイク柄はオレンジ色が強調された色合いとなっていて、ボディとも相まって内外共に「オレンジバス」となっています。
座席背面には、カップホルダーと網ポケット。さらに足元には2面展開式のフットレストまで装備されています。
ただ、シートピッチは通常の高速バスと同じような広さなので、フットレストを畳んで座席下に足を伸ばしたほうがラクです。
リクライニングは、ハンパない角度まで倒れます。フルで倒すと、間違いなく後ろの席の人は大迷惑ですね。
(元々が夜行用のバスだったのでしょうか? リムジンバスではリクライニングしている人はあまりいませんでした。)

右側列の通路側席には折り畳み式の補助席が収納されています。この補助席もしっかりモザイク柄となっています。
左側列の通路側席は、通路側のアームレストが跳ね上げ式となっていて、通路への出入りがしやすいようになっています。
ちなみに最後方席は5人掛け。トイレスペースは設置されていません。

運転席脇には木製パーテーションで仕切られた荷物置きのスペースが用意されています。
床下にもカーゴスペースが用意されていますので、大きなスーツケースやトランクはこちらへ預けたほうがよいでしょう。








■■■ エアロバス ■■■













こちらは三菱ふそうの「エアロバス」です。
「ネオロイヤル」とはモケット柄の色合いが異なるので、客室内は全く違う雰囲気となっています。
(こちらのほうが、全体的にナチュラルな感じですね。ヘッドカバーが白いので、よりそのように見えるのかもしれません)

こちらのバスには、フットレストがありません。プリーツカーテンが座席と同じ柄となっています。
運転席脇の荷物スペースもなく、前から後ろまで全て客席となっています。(こちらもトイレスペースはありません)



●▲■ 今回の撮影には、岡電バスの運転士さんに全面的にご協力を頂きました。心より感謝いたします。ありがとうございました! ■▲●





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