関東鉄道バス メガライナー

 

日本の高速バス路線の中でも、最混雑路線の筆頭にある「東京−つくばセンター」路線。
慢性化している乗り残しを解決するために導入されたのが、ドイツ「ネオプラン」社製の超大型高速バス「メガライナー」。
「つくばセンター」線をJRバスと共同運行している関東鉄道でも、2004年2月1日よりメガライナーが2台、運行を開始しました。

※※※ 現在、関東鉄道の「メガライナー」はJR西日本バスへと転属し、つくば線では運行されていません。※※※


普通車

1階席、2階席ともJR所属車とレイアウトの差異はありません。
JR所属の1号車と比べると、座席背面の附帯設備やモケット柄が変わっています。(JR所属の2号車も関鉄車と同じタイプのようです。)

通路側のアームレストは引き続き折り畳み式。このアームレストを支える、下方のソデ体のデザインが変更されています。
また、アームレストの引き出し方の説明プレートが省略されています。

1階席・2階席の最前列と階段付近にあったLED式の横スクロール情報案内板は、液晶画面のものになりました。
現在のところ、停留所が近づくとその案内が出るだけで、ニュースやイベント案内が流れたりはしません。

天井の読書灯のスイッチに混ざって、赤い「SERVICE」というスイッチがありますが、押しても何も起こりません。
おそらく天井板が他のネオプラン車との共通パネル工法によるものであるとは思いますが、何かの準備段階なのでしょうか?

2階席、階段のすぐ前方にある席は座席配置の関係から、ほかの席よりもシートピッチが広くなっています。
一番人気は、やはり2階席最前列ですが、このポジションも隠れ人気席となっています。

天井激低、座席激狭、シートのボディホールドやや難有りな点はJR車と変わらずです。
それでも「急いでいるのに満席で乗れなくて次の便・・・」という、積み残しがほとんどない巨大キャパシティにかなうものは無く、
「メガライナー万歳!」とは、つくばセンター線ヘビーユーザーの声でしょう。







サニタリー

トイレは1階席奥、階段脇にあります。室内はかなり狭く、天井も低いです。
「男性も安全のため座って用を足してください」という注意書きがテプラシールで室内に貼ってあります。
しかしそんな注意書きが無くても、この狭さと天井の低さでは、立ったまま用をたそうとする殿方はいないでしょう。








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